桜精密 全景

GREETING

代表挨拶

2011年3月11日の東日本大震災を受け、多くの会社が操業継続をあきらめる中、私たちは有志のメンバーで2011年7月より株式会社 桜精密としてスタート致しました。
機械も場所もない中、私たちはお客様の協力の下、自分たちで一から作り上げてまいりました。
今日まで成長してこれたのも、偏にお客様にご支援頂いたこと、そして私たちのモノづくりへの飽くなき追求心があってと感じています。
 
加工品一つ一つには完成形があり、その先には様々なストーリーがあります。
私たちのモノづくりの特徴は、ただ図面通りに高精度加工するだけでなく、その製品がつくりだす物語を演出することだと思っています。
一つ一つの製品と向き合うことで、大量生産ではできない“品質の追求”を行い、他社ではできない加工を行っています。
 
現在は半導体業界や自動車、医療、航空機器関連などの様々なお客様とお取引させて頂いております。
まだまだ歴史も浅く若い会社ではありますが、少数精鋭のエンジニア集団を目指し、今後もお客様と共に未来へと邁進してまいります。

桜精密 工場
 
桜精密 事務所

❖東日本大震災を受けて

 
2011年3月11日。未曾有の災害が東日本太平洋沿岸部を襲いました。多くの企業が津波にのまれ、存続か否かを迫られました。私たちもまさにその渦の中、甚大な被害を被った前身である会社が再建を断念することとなったのです。
しかし、かねてよりお取引のあったお客様のご支援と後押しがあり、当社社長である櫻井賢一を中心とした有志は新たな一歩を踏み出すことを決意したのです。
 
震災後、土地も機械も無く、そして資金も乏しい中、何とか確保した仙台市泉区の空き倉庫を自分たちで手直しし、2011年7月7日に7名のメンバーで株式会社 桜精密が設立されました。
 

❖吹き荒れる逆風の中で

 
自らの足で歩んでいくことを選んだものの、待ち受けていたのは追い風ではなく、むしろ向かい風でした。
設立の際にお客様から預かった機械も、その性能を活かす工具も、そして完成した製品を検査する機器も、何もかもが足りない現実が待ち受けていました。
仕事があっても、応えられない―。改めて私たちはお客様や仕入先、そして銀行など関係各社様に支えられているのだということを痛切に感じました。
 

❖本社を仙台市宮城野区へ移転

 
2017年、仙台市宮城野区に新たな工場を建設し、本社を移転致しました。
新工場には最新鋭の地中熱ヒートポンプ冷暖房設備が導入されており、空調費の少ない環境に優しい工場というだけでなく、温度変化による金属の膨張・収縮の変化を抑え、より高品質な加工を可能としています。
 

❖一つ一つの製品と向き合って

 
私たちのつくる加工品には完成形があり、その先にはそれぞれのストーリーが広がっています。
そのストーリーがより輝くためのお手伝いこそが、私たちの使命です。
一つ一つの製品と向き合うからこそ、様々な提案を行い、こだわりを持った品質で加工品をご提供しています。
この加工品一つ一つが私たちの顔であり、当社でしか出来ない技術や提案の結晶なのです。

PHILOSOPHY

経営理念
柔軟な発想とチャレンジ精神を共有する
 
業界の Only One を目指す
 
社員一人一人の個性を大切にする
 
今日の技術が明日の先進する技術を創造する

PROFILE

会社概要
会社名

株式会社 桜精密

事業内容

金属精密加工

代表

櫻井 賢一

所在地

宮城県仙台市宮城野区岩切分台二丁目11番地の22

連絡先

電話 022-255-2377 FAX 022-255-2379

Eメール office@sakura-seimitsu.co.jp

設立

2011年7月7日

資本金

1,000万円

交通・アクセス

電車でご来社される場合:JR東北本線「岩切駅」下車約1.2㎞、徒歩約15分

車でご来社される場合:三陸自動車道 多賀城ICより約3㎞、車で5分

ENVIRONMENT

環境対応

地中熱ヒートポンプ冷暖房設備導入

工場の新築にあたり、弊社の環境方針に沿った『環境に配慮したモノづくり』を計画に取り入れました。

 
 

【設備選定理由】

 

“精密加工における温度管理の重要性" 

弊社で製造している製品は、ミクロン単位の高度な精度を要求されます。
金属は温度の変化により膨張・縮小するため、工場内を一定の温度に保つことは極めて重要な要素の一つです。 
 

"地中熱ヒートポンプ暖房のCO₂排出量" 

ガスボイラーの約2/3、灯油ボイラーの約1/2、電気ボイラー・蓄熱暖房機の約1/4 であることから、大幅にCO2の削減効果が期待できます。
 

"自然エネルギーの有効活用"  

「地中熱」を有効活用し、気候や外気温度などに左右されることなく冷暖房をより少ない電力で運転するため、年間を通じて安定した熱供給が得られるとともに、光熱費の低減も見込めます。 
 

"ヒートアイランド現象の抑制 "

地中熱ヒートポンプは地中で熱交換を行い室外機からの排熱を大気中に放出しないのでヒートアイランド現象の抑制に繋がります。

ヒートポンプシステム1
ヒートポンプシステム2
ヒートポンプシステム3

太陽光発電システム導入

工場・オフィスで使用する電力を太陽光パネルによる電源で一部賄っております。

 

ソーラーシステム1
ソーラーシステム2
ソーラーシステム3

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